そういえば内申書に
2013年 02月 13日

少しガラスに変色を加えた、落ちついた緑色のフュージングトップ。
ガラスは銀、銅、などの金属を加えて加熱すると変色する性質があります。
とくに銀は、ガラスに大きく影響します。
古びた感じをだすのにもってこいの金属です。
でも。
このフュージングパーツは、焼き上げたときにはいまいちパッとしなくて
焼き直し用の箱に放り入れてあったものを拾い出しました。
どうやら、フレーミング用に使えるフュージングは、
フュージングそのものだけで完成しているんじゃなくて、
どこか未完成でパッとしないもののほうが、
使いやすいことが判明。

これが元のフュージングトップ。
これだけだと、なんとなく間がぬけていていまいちなんです。
でもそのほうが、ビーズやメタルパーツと組み合わせたとき、
思わぬ相乗効果を生み出してくれる。

これって、人間もそうですね。
1人で完璧な人より、ひとりじゃいまいちだけど、でもどこかにきらっと光るいい点があって
誰かと組んで何かをしたとき、ひとりよりずっと良くなる。
そこが人間のすごいところ?
そういえば高校の内申書に
「新しいことを始めることに意欲的です」って書いてあったことを、
ふと思い出しました。
先生って想像以上に生徒のことをよく見てるんだなあ……と思ったのです。
先生、ものは言いようですよね……そうなんです、ものすごく飽きっぽいんです、私(爆)
始めるときはスタートダッシュがものすごい。
寝る魔も惜しんで猛進する。
でもすぐ別の景色に気を取られる。
やりたいアイデアは次々溢れては流れ去り、手が追い付かない。
1日に24時間しかないのが理不尽に思え、眠るのが惜しくて睡眠不足になり、
さらに脳味噌がオーバーヒートしていく。
その性質、みごとに息子に遺伝したみたいで……!
幼稚園から帰ってきて、部屋の真ん中で呆然としているから
どうしたの、と声をかけたら
「ゲームしたい、カーヴィしたい、でもおやつも食べたい、でも眠い、
でもあっちのおもちゃでもあそびたい、でもお友達のうちにも行きたい、
うう~どうしたらいいかわからない」
って。あはは。
そういう時は、まず眠ろうね。
それから、君と組んでくれる友達と遊びに行こう。