消費税アップにつき、価格表示の方法メモ
2013年 10月 03日
ささやかながらビジネスをしている立場であったり、
手作り品をちょっと販売している立場であったりすると、
このさきどんどん変わっていく消費税をどう価格表示に書くか、ちょっと悩みどころです。
普段色々な商品で見ているのをマネして適当に表記しちゃいそうですが、それでいいのかな?
そこのところはちゃんと財務省よりお達しが出ているそうです。
わすれないようにメモ代わりに記事にしました。
(以下、利用している会計ソフトサービスからのお知らせメールを部分引用しています。)
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財務省は、税込価格を表示しない価格表示について、下記の8例を例示。
(1) ○○○円(税抜き)
(2) ○○○円(税抜価格)
(3) ○○○円(税別)
(4) ○○○円(税込価格)
(5) ○○○円(本体)
(6) ○○○円(本体価格)
(7) ○○○円+税
(8) ○○○円+消費税
これは、商品等の価格を税抜価格のみで表示する場合に、
値札、チラシ、看板、ポスター、商品カタログ、インターネットのウェブページ等において、
上記のような表示であれば、
「誤認防止措置(表示する価格が税込価格で あると誤認されないための措置)」が
講じられていると認められます。
なお、この総額表示の特例は、法律の適用期間である平成25年10月1日から
平成29年3月31日までの間、時限的に可能となります。
(引用おわり)
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とのことでした。
う~ん。苦手なんですよねえ、こういう堅い文章。
何が言いたいのか、何を防止したいがための措置なのかがわからない……
のはわたしだけね……きっと;;;
「誤認防止」ってありますが、
「表示価格が税込価格であると誤認されないため」ということは、
うーんと、
たとえば、本の裏に800円、と書いてあっただけだと、
買う方は800円を用意してレジに行ったら、
800円+64円を請求されてびっくりするから、ということかしら。
その場合は以下のように書けばいい、ということですね。
(1) 800円(税抜き)
(2) 800円(税抜価格)
(3) 800円(税別)
(4) 864円(税込価格)
(5) 800円(本体)
(6) 800円(本体価格)
(7) 800円+税
(8) 800円+消費税
64円ならびっくりするほどじゃないけれど、
マンションとか、車とか、大きな買い物だとびっくりするから、かも。
この先、8%から10%、15%と上がっていったときに、
物によっては逓減税率適用で逆に税率が下がったりする可能性もあるし
そうすると表記を税法改正の都度変えるのは本当に大変そう。
とくに大量に生産されるものだったりしたら・・・あらかじめ、こんな風に表記しておけば、
税率の変動にもあわてなくて済みますよ、的な措置なのかも。
その場合は、(4)以外にしないといけないですね。
ウェルカムボードのHPを早速訂正しにいかなくては……メモメモ……