デザフェスで人気のあるブースと人気のないブースの違いって・・・
2015年 05月 17日
クリエーターの友人たちが出店していて、
エッグシェルモザイクボタンも作品に取り入れて下さっている
ぐれめにこなさんのブースへ。
こなさんのブースはさらにお客様が集まって、
ブース前の通路はいつも混雑していました。
そしてこちらは、会場でたまたま出会えた貝殻の作品を展示されているブース。
こちらもとても人気があってお客様が集まっていました。
そしてこちらも人目を惹く展示だった、
キノコ雑貨のお店。
と考えながら会場を歩きました。
いくつかメモ的に気が付いたことを書いておこうと思います^^。
・インパクトがあり、かつ、完成度が高いオリジナルキャラクター
・素材に特徴があり、季節感があり、世界観がある
・デザインにとても個性があり、それでいてみんなが好きなツボを押さえている
2、展示方法
・ある程度の広さ、開放感を演出する放射線法展示
・壁面展示 空中展示 テーブルは小物で高低差を演出、色彩のトーンをあわせる
・遠目からも見える高さのあるアイキャッチ。主張する色。
・お客様の頭の上にも作品が見える、頭の上展示作戦
人気のある店だと、店先にお客様がずらっと並んで商品を見えなくしてしまう。
その場合にも、何のお店なのか、通行人にわかるように、
御客様の頭より高い位置にも作品を並べる工夫
・ブランドの空気感・世界観を感じる展示
・高低差、面差をつけた小物配置
・お客様がのぞきこまなくても作品が見えるように。お客様の目線を落とさせない。
・作品をすべて75度~90度にたてたり吊ったりして並べる。
・網羅性(人目を惹くために、
ずらーっと沢山の同一の作品を、空中に網羅して並べる)
・お客様が目線を落とさずに自然に歩いている目線上に、
すっと目に商品が飛び込んでくる高さに網羅すること
3、販売方法
・売り子さんはお店の前に出ていること。
・売り子さんの気さくさ、優しさ、にこやかさ、話しかけやすい雰囲気
・売り子さんは腰にポーチを巻き、会計の際にはすぐにお釣りを渡せる体制
・売り子さんのセールス能力。
その商品が大好きで、作家のこだわりポイントを
うきうきとお客様にお伝えすることが出来る。
(今回は作家さんが、作品のこだわりポイントをお客様に
「こっそりと」囁くように教えていた。特別な感じがして嬉しいと思う。)
・店の奥にもう一人スタッフ。商品の梱包を主に請け負っている。
スピーディに商品をお渡しできる。
・価格の幅広さ
数百円程度のものをかごに山盛りにして、「このかご●●●円」と
すぐに目に入りやすい位置に置く。
このアイキャッチの商品は安く、買いやすい設定。
メイン商品の価格帯のものは店の前面に。
高額商品はサンプルを置き、おきゃくさまに口頭で説明。
高額商品はオーダー受付。
オーダーが気になる(まだ決めてはいないけど)人には、ともかくご連絡先、
ご要望などを聞く用紙がバインダーに挟まって用意されている。(後日連絡用)
注意すべき例
・作家が座って制作・作業している・・・×
・テーブルに作品を平置きだけ・・・×
・暗い表情・目を見ない・気後れした感じ・・・×
・奇抜すぎるファッションで仲間内だけで立ち話・・・×
・ただ突っ立ってお客様を待ち状態・・・×
(商品を並べ替える、綺麗に見えるようにする、
パンフレットやカードをどうぞーと、常に笑顔で声かけする等、
ちょこまかと立って店先で何かをしている必要がある)
ただ見て回っただけでもこれだけのことが気になるのだから、
主宰している作家の皆さんは、もっともっと色々なことを考えているんだろうなあ、
イベントは、大変だ・・・!!!