なんのために、今の活動をしていますか?
困難な状況になったとき、判断に困る難問に行き詰まったとき、
考えたり、判断したりするよりどころは
たったひとつ、これだけだなあって、
最近腹に落ちるようになりました。

(画像は、PADICOブースにて展示された、PADICO Creative Award2017ゴールド賞受賞作)
ちょっと面白い難問をひとつ、皆様に。
みなさまならどうするか、考えてみてくださいね。
イベント出展のとき、照明をつけるための電源は、
あったらとっても効果的だけれど、
レンタル料金が高くてなかなか手が出ない人も多いのでは?
でも今回はワークショップもするし、
いろいろ考えた結果、1万円以上をだして、電源をレンタルしました。
イベント期間は3日間。
二日目のイベント終了時に、片づけをしていると、
お隣のブースから、おそるおそるのお願いが。
電源を貸してほしい・・・・しかも、無償で。
えーーーーーーーーと。
どうしようかね?
イベントはあと1日。
その方の売り上げは芳しくない。
木製品だから、照明がないと暗くて見栄えが良くない。
人もなかなか寄り付かない。
最後の一日、照明をつけて挑んでみたい・・・でも、無償で(←ここが笑えるのですが、ホントの話)
うーーーーーーーーむ。
しばらく唸って、天井見上げて考えて。
「・・・・・んー、まあ、いいですよ!」
とお貸ししました。
メイカーズさんの規約的には、いろいろ問題があるかもしれないですが。
(ほら、みんながみんな、電源をシェアしあったら、
メイカーズさんの収入?的にはどうかなっていう問題もあるかも??わからないけれど)
が、まあ、そこはこの際、どうでもよろしいがな(笑)
たった最後の一日だけ、お隣にだけ電源分けることで文句言われるなら、
電源のレンタル料を下げとくれ!とこっちも文句を言おうじゃないか。
ここから先は、あくまで私の個人的意見っていうことで、読んでくださいね。
商売っていうのは、ひとりでやるもんじゃないって思っています。
たまたまご縁があって近いブースになった者同士です。
イベント会場の、人が通る通りというのは、
照明がたくさんあるブースが集まっていれば
全体に明るくなってなんとなく活気が出ます。
でも、
照明を設置していないブースばかりが並んでいれば、
なんとなく暗い通りになってしまいます。
なんとなく暗い通りになってしまうと、人がなんとなく集まらないわけです。
人が集まらないと、見てもらえるチャンスは減るのです。
だから、自分のブースだけがきらびやかで、
周りは暗いままでいいかと言えば、そんなことはない。ちっともよくない。
田舎のさびれた商店街の中で、一軒だけきらびやかなスナックがあったって、
そんなお店、入りたいとも思えないわけじゃないですか。
同じ理由で、某有名人のブースがクローズドな展示で、
展示ブース周りに人を並ばせているのにはちょっと疑問が残りました。
自分だけがきらびやかであれば、周囲はどうでもいいように見えます。
オープンにして、周りみんなとその賑わいを共有すれば、きっともっといい効果が、
あの周囲一帯に現れたはずです。
サーカスだから、テント小屋のような展示をしているだけなのかもしれませんが
サーカスって、人々に楽しみを提供し、地域に賑わいをもたらすのが役目ですよね?
そこまで考えてみてほしいと思いました、サーカスならばこそ。
さて、もう一度、問題を電源に戻して、別角度から考えてみましょう。
どうして人が1万円以上だして借りている電源を、無償で貸してって言えるのでしょうか?
うむ。それな!笑
相手方も、「この子なら、お金出すっていわなくても貸してくれそう」って
足元みてるんだろうな、って思わなくもないわけです。
でもそんなとき、「重版出来」という漫画で読んだ話を思い出したのです。
「運は、だれでも持っている。
その運をどこで使うかを、人は選べる。」
そうだ、選べるんですよね。
私は自分の活動の本筋にその運を使うと決めています。
だから、その他の少々の不利益など、どうでもいいことだと判断しました。
電源を貸すことで、隣の人が「やった、ラッキー!」とその瞬間に思えるなら、
そして少しでも通りが明るくなって、一帯に人が来やすくなるのなら、それで良うございます。
私は、私の運をきちんと選んで使いたい。
たとえばこんな、素敵な笑顔を見るために使いたい。

(ワークショップをうけてくれたKさん、ありがとうございました^^
私もとても楽しいひと時でした^^)
なんのためにこれをしているのか、それを見失わないように。
みなさんなら、どう判断しますか?
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