「写真がうまく撮れません・・・!」という生徒さんからのご相談。
ご相談を受けたときは、夜だったので、
生徒さんの写真をトリミングと少し補正をしてお渡ししました。
写真がなかなかうまく撮れないとき。
いろいろ原因も注意すべき点もあるのですが、
注意することが沢山あると、かえって混乱してしまうので、
最も効果的に写真が良くなるポイントをひとつだけお伝えしました。
それは構図です。
今日は3月8日ミモザの日なので、ミモザのボタニカルフレームのブローチを例に、
3つ、構図を変えて撮影したものを解説してみます。
まずは1枚目。
これは、左手前から右奥へ、流れるような奥行き感を意識してレイアウト。
メインとなる作品が丸いこと、
リボンで流れるような曲線を出せること、
ミモザの花も花束風になっているので、
全体として画面の中で時計回りの回転と、
下に引いた英字の方向が右奥へ、なので、
こんな感じの流れが画面の中で見えるように配置しています。
風とか、動きが感じられる構図です。
次は、俯瞰の構図。
こちらは空から物をみている感じです。
下に引いた英字も横にまっすぐにして、動きを止めています。
このブローチは一つですが、
同じものが複数個ある場合、
綺麗に並べて俯瞰で撮影したりすると、画面にリズム感が出たりもします。
この、上記二つの撮り方は、「モノを撮影する」ことを主目的として、
正方形の画面の中で世界が完結するようにレイアウトしています。
それに対して、
「風景や人物を撮影する」ような目線で撮影すると、こんな感じになります。
この写真の場合、もちろん、主役は左手前のミモザのブローチなのですが
奥の景色が、画面の左右にもずっと拡がっていることをイメージさせるので、
モノそのものよりも、モノが存在する場所、世界の空気感のほうが訴えかけてきています。
二つの撮り方は、それぞれ用途が違います。
最初の二つの撮り方は、「モノそのものを見せる場合」に用います。
三枚目の撮り方は、「作品の使用方法を見せる場合」に用います。
おしゃれなネットショップなどを見てみると、
両方の写真が、それぞれの解説とともに並んでいると思います。
作品そのものをじっくり見た場合の写真には、
素材や色の説明、こだわりポイントの説明などが、
風景や人物をからめた写真には、
それを身に着けてみたときの感じがわかる説明などがついています。
作品のネット販売には両方が必要です。
構図は、意識しないでいると、
ついつい自分の得意な構図ばかりを撮影してしまうので、
「モノ撮り」が得意な人は、構図がいつも近視眼的になりがちに。
作品を外に持っていって、風景と一緒に撮影したり、
モデルさんに身に着けてもらって撮影したりする練習をするといいですし、
「風景撮り」が得意な人は、作品をつい風景と合わせて撮影してしまって
背景の雰囲気でなんとなくいい感じにごまかしてしまうことが多くなりがち。
背景やその場の雰囲気に頼らず、
作品そのものの最も魅力的な部分を、
一枚の構図の中に効果的に見せる練習をするといいと思います。
どちらにしても、
「何を目的に」「第三者が見たときに「どう」見えてほしいのか」を明確にすると、構図はさくっと決まります。
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今回は、主催である日本ホビー協会の推薦枠である、
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