「エッグシェルモザイク®」は、商標権を取得しています。================
特許庁
登録5714355号/登録6000233号
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商標の権利が取れたのが
2014年末でした。
実はモニターレッスンを企画する前から
商標については調査をスタートしていました。
商標権について
調査をする前の私が知っていたことと言えば、
「ディズニーキャラクターを無断使用すると
法的に良くないらしい」
とか
「くまもんは商標権を持ってはいるが
戦略上、オープンにしているらしい」
とか
せいぜいそのくらいのぼんやりとしたものでした。
当時、友人の勧めではじめてみたFacebook。
そこで、たくさんの作家さんと交流をしていると、
たびたび、この問題で炎上している投稿を見かけました。
「商標権のあるキャラクターの入った生地で作った
バッグを売っている人がいる!
イベントの主催者はなぜ注意しないのか!」
などなどが典型的な例です。
正義感溢れるたくさんのコメントを読みながら感じていたのが
「確かに正しい意見だとは思う。
ただ、本当に、商標権って何?ということについて
根底から理解しないままに、
議論が白熱していくと、
感情論になってしまって
収集がつかなくなってしまっている感じがする・・・
そもそも、イベントの参加者が商標権侵害をしていたとして、
イベントの主催者がその人を出禁にする権利を有するのか?とか
そんな参加者を放置していたとして、
それは、主催者が非難されるべきことなのか?とか。
法律法律というけれど、
故意にしろ、故意じゃなかったにしろ、
万が一違反したら、誰にどんなふうに訴えられるのかとか
「具体的に」わからずに
やみくもになんとなく怖れる気持ちのまま
ぼんやりとしていてわからないことが多いなあ。
でも、じゃあ、商標権について
正確に理解しようとする手間は、結構面倒くさい・・・」
ということでした。
そう、め・ん・ど・く・さ・いんですよね(^^;)
ただ、今までにないことを価値ある形にしようとするときって、
この「めんどくさそうな問題を解く」の繰り返しなんだよなあ~
って、今までの経験上から感じることなんです。
めんどくさそうな問題を解決した人と、放置した人とで、
その後の立ち位置が大きく変わるのだと思います。
立ち位置が大きく変わるというかね、
ぶっちゃけてしまえば、
価値を提供する側になるのか、
価値を消費する側になるのか
ほんと、ダイレクトにそこのところの分かれ道だなあと思います。
私は、価値を提供する側になりたい。
ですから、このめんどくさい壁を越えなければならぬ・・・ぐぬぬ。
さてさて、そこで。
「そもそも商標って何?」
から、調査をスタートしました。
関連書籍を図書館からピックアップして読み、
ネットでさまざまな人の意見を読んで感じたのが、
やはり、
一般の人と、専門家との間で、
「理解のギャップ」が存在するということ。
一般の人は、「特許権」と「商標権」と「意匠権」の違いも
曖昧な人も多いです。かくいう私もそうでした・・・!
それから、複数の弁理士事務所をピックアップし、
問い合わせてたくさん話を聞いて比較検討してみて感じたのが
専門家の間でも、「見解の相違」が存在するということでした。
例えば、
「エッグシェルモザイクは、
特許をとるべきですか?意匠権をとるべきですか?商標権をとるべきですか?」
この問いにも、単純に答えは出ないことを知りました。
①まず、それぞれの権利の守備範囲とメリットデメリットについて、
知らなくてはならない。
②次に、私自身がエッグシェルモザイクを今後どのように展開していきたいかによって、
守るべき場所が違い、取るべき権利が違うことを理解しないといけない。
そして、その二つが決まったと仮定して、
(その二つをクリアするのだけだって相当大変だよ!!)
③日本国内の現状において、
必要と思われる権利が「そもそも取得可能なのか」について
調査しなければわからない
という、まあ、実にめんどくさい状況なのです。
しかもさ、
弁理士事務所への問い合わせがまた、
いちいち消耗するのです。
たかだか個人が細々とスタートした技法について
電話で何度も一から説明することの、
妙な気恥ずかしさ。
「は?卵の殻?モザイク?それってどんなものですか?」
って言われたときの、説明のもどかしさ。
電話の向こうの相手の声のトーンだけで、
「あまり真剣に考えてもらえなさそうだな。
早く切りたそうだな・・」って伝わってくるんですよね。
もちろん、商標って、自分で申請しようとすればできます。
だから、必ずしも弁理士事務所に頼む必要性はないのです。
それでも、「餅は餅屋」って結構あります。
特に、法律的なことはそうかもしれません。
何件目かの問い合わせで、
ようやく、丁寧に話を聞いてくれて、
私のHPまで作品や仕組みを見に行ってくれて、
必要以上に大げさな感情表現や誇大表現を挟まず、
事実のみを正確に説明できて
なおかつ、
非情に根気よく何度でも説明してくれる
ある弁理士事務所の担当さんに出会えました。
(つづく)
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この時の弁理士さんからのお話も、目からうろこの連続。
本で読んだり、ネットで調べたりした話と、
現実とでは、全然違いました。
見よう見まねで自己申請して却下されてしまうことも多い「商標権」。
自分で自己申請しないで、プロにお願いしてつくづくよかったと思います。
そんな具体的なお話は、
9月よりスタート予定のメルマガにて。
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